妊活の基礎知識

魚介類で妊活に良いもの?悪いもの?

2017/06/28

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魚介類は体にいいというのが世間一般的な風潮ですが、それが妊活となると摂って欲しい食材とあまり摂って欲しくない食材とに別れます。

実は気を付けた方がいい妊活時の食材

妊活時というのは「妊娠するかも」という前提で日々の食生活を送って行かなくてはなりません。もしかしたら今月妊娠するかもしれないので、妊娠しても赤ちゃんに悪影響を与えないものを日々摂取する必要性があります。

逆に、魚介類は栄養豊富なものが多いので、積極的に摂取して妊娠率を向上させるという使い方もあります。気を付けるべきは気を付け、ためになる部分は積極的に利用していくという姿勢が望まれます。

 

妊活に良い効果を発揮する魚介類

青みの魚

イワシやサバ、サンマ、鮭などに多く含まれるEPA・DHAという脂質には抗酸化作用や血液の流動性を向上させるという作用があります。この作用により、卵子や子宮内膜の老化が抑制されると共に、子宮内膜の状態が良好になります。更に、ホルモンの伝達も良好になることから、基礎体温が整いやすくなります。

 

牡蠣

牡蠣は海のミルクといわれ、豊富な栄養素がぎっしり含まれています。特に現代人に不足しているとされている亜鉛が豊富に含まれているのが特徴です。亜鉛はタンパク質の合成に関与しており、卵子や子宮内膜、各種ホルモンの合成力を高めてくれます。更に女性だけではなく、男性ホルモンを向上させるという働きを持つことから、男性不妊の改善にも用いられています。

 

うなぎ、ホタルイカ、あんこう

うなぎやホタルイカ、あんこうにはビタミンAが豊富に含まれています。取りすぎは赤ちゃんの催奇形を招くので逆効果になりますが、適度に摂取することにより子宮粘膜上皮の成長を促すという作用により妊娠しやすく体へと変えていくことができます。

 

カツオ、ハマグリ、シジミ

これらの食材は「鉄」を多く含んでいます。鉄を多く含む魚介類は赤血球の合成に必要なタンパク質も豊富に含んでいるので、貧血の改善に非常に有効です。貧血があると妊娠しにくくなってしまうので、改善しておくことが大事になります。

 

ウニ、うなぎの肝、筋子、ホタテ、しらす干し

これら魚介類には葉酸が多く含まれています。葉酸は妊娠初期に不足すると胎児の奇形を招く恐れがあるので積極的な摂取が推奨されています。葉酸は細胞分裂を促す作用があるので妊娠しやすく体を作る手助けをしてくれます。

 

 

妊活にあまり良くない効果を発揮する食材

マグロ、キンメダイ、キンキ、メカジキ、ムツ

これらの食材には水銀が多く含まれます。水銀を多く摂取してしまうと、仮にその後すぐに妊娠した際に赤ちゃんに悪影響を及ぼすことが懸念されます。胎児は水銀の悪影響をより受けやすいとされており、脳神経の発達を阻害してしまいます。

 

生のお刺身や寿司

生のお刺身や寿司は胃腸への負担が多いことや、食中毒を起こす危険性があること、寄生虫の危険性があることなどにより、妊活中及び妊娠中は避けるべき食材です。

 

特定の食材ばかりを食べるという行為

体にいいからといって特定の食材ばかりを食べていると、毒性物質の蓄積や栄養バランスの崩れを招くのでよくありません。特に妊活中は妊娠した際に胎児に直接影響が及んでしまうのでなるべく色々な食材を少しずつ食べるように心がけます。

 

加工された食材

魚介類は基本的に体にいいものばかりですが、缶詰用に加工されていたり、味付けされていたりする食材の場合には、体によくない添加物が含まれていることや、含まれている脂質が酸化されていることなどが考えられるので、摂取を控えた方がいいでしょう。

 

妊活中の魚介類摂取で気を付けるべきこと

妊活中は明日妊娠しても問題のない食材を心掛けて摂取していくと共に、妊娠しやすい体に変えて行ってくれる食材を摂取することに関心を持って食材を選んでいく必要があります。基本的に妊活によくないとされている食材は避けるようにしながら、妊娠に有効に働いてくれる食材をバランスよく取り入れていくということが大事になります。その時、同じ食材、同じ調理法ばかりを食べ続けてしまうと、毒性物質の蓄積や栄養の偏り、飽きることによる食欲の減退などを招き、結果的に妊娠に対して不利な状況を作り出してしまうので、なるべく異なる食材を異なる調理法で頂くよう心がけます。

 

魚介類はおいしけど見極めも大事ですね!

以上、妊活中に積極的に摂取した方がいい魚介類と、逆に避けた方がいい魚介類の説明になります。あまり神経質になる必要はありませんが、ちりも積もれば山となるという言葉がある通り、毎日のことなので続けてしまうと深刻な悪影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。積極的に摂った方がいい食材であっても、そればかり摂り続けてしまうと逆に害になってしまうこともあるので、「食事はバランスが大事」ということを最後に付け加えておきます。

 

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