マタニティーの知識

里帰り出産の心得

2017/08/15

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里帰り出産のメリットとデメリット

出産は何らかの形で、産まれる子の祖父母である両親の手を借りることが多いのではないでしょうか? 産まれる前から実家に里帰りして出産することはもちろん、産後に里帰りした人も含めると、産前産後を実家にお世話になっている人は多いようです。

 
産前産後に里帰りすると、家事などを任せて赤ちゃんと自分のことに専念でき、ゆっくり身体を休められるといったメリットがあります。日常生活の世話をしてもらえるだけでなく、慣れない新生児のお世話なども経験者である祖父母がいると心強いのも事実です。

 
良いこと尽くしに思えますが、デメリットは父親である夫と赤ちゃんとのかかわりが薄くなることがあります。立ち合い出産も今では一般的になりましたが、自宅と離れた実家の場合、里帰りして出産をすると夫が出産に立ち会えない可能性も大きくなります。また、頻繁に通えない距離であれば、父親がすぐに我が子を抱けないだけでなく、父親は新生児期の赤ちゃんにたくさん触れ合うことが難しくなります。

 

里帰り出産をして大丈夫な環境か

里帰り出産は受け入れてもらえる実家があっての話です。身内が他界している、疎遠、実家の両親は働いているなど様々な理由で里帰り出産ができない人もいます。また上の子を一緒に連れての里帰り出産も可能ですが、学校などを長期で休めず、里帰り出産に踏み切れないケースもあり得ます。

 

妊婦の飛行機の利用は出産予定日28日前から8日前の場合医師の診断書が必要になり、予定日まで8日を切ると医師の同行なしには搭乗できません。妊婦の体調や里帰り受け入れ可能な時期など様々な理由で選択できないケースも頭の片隅に置いておきましょう。

 
里帰りに当たっては、新生児と過ごす環境として大丈夫かどうかも見ておくべきでしょう。自分の実家が難しい場合、夫の実家に里帰りができる場合もあります。

 
一方、祖父母が自宅に手伝いに来てくれる場合もあるようです。自宅に親を呼んでお世話をしてもらうとなると、事前の準備も必要ですし、慣れない家での家事の段取りをあらかじめ説明することなど、身重の身体で心身ともに準備が必要になります。そういう意味では、里帰りで実家に戻るほうが妊婦にも楽で、祖父母の負担が小さいのかもしれません。ただし、長期で実家にお世話になる場合は、生活習慣や滞在中の生活費などについてもよく相談するとよいでしょう。

 

きちんと話し合おう、祖父母とのコミュニケーションが大事

里帰りでトラブルになることの多いことが祖父母との関係です。経済的援助や育児の手助けなど、祖父母として協力してもらえる反面、口出しも多くなりがちです。しかし、赤ちゃんが生まれた後、長い時間かけて子育てをしていくのは親です。

 

祖父母がいくら可愛がってくれようと、絶対に親の代わりにはなれませんし、何かあったときの責任は親にかかってきます。親は自分であるという自覚はしっかり持ち、産前から祖父母とも適度な距離や礼節を持って接することで子どもが生まれてからのトラブルも少なくなるように思います。

 

多世代とのつながり薄い現代において祖父母とのつながりは子どもにとっても貴重なのは事実なので、大事なことは口に出して話し合うといったコミュニケーションを大切にして良好な関係を築いていきましょう。

 

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