マタニティーの知識

赤ちゃんがスムーズに産まれるための会陰ケア

2017/08/09

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会陰切開とは?

会陰とは膣と肛門の間の部分を言います。女性の外陰部全体が会陰を思っている人もいますが、肛門の上部と言ったほうがわかりやすいかもしれません。普段意識することのなく、なじみがあまりないかもしれませんが、赤ちゃんが産道から出てくる時に赤ちゃんの頭とおでこで押し広げられ、ゆっくりとですがかなり伸びます。赤ちゃんの頭囲は32~34センチありますので、直径は10センチほどに広がります。

 
ただし、会陰の長さは個人差があり、会陰の組織が短く硬い場合などは切れて裂傷になりそうな場合はあらかじめ切開して大きな裂傷を防ぐことがあります。また、赤ちゃんの頭が大きい場合や、赤ちゃんの単調で吸引分娩や鉗子分娩の場合、または赤ちゃんが仮死の場合などで、会陰がゆっくり伸びきるのを待てないときには会陰切開をすることになります。

 

切開する時は、局所麻酔をして、医療用のハサミで肛門の方に向かって切開をします。切開後は溶ける糸で縫合をして、退院する前日などに抜糸するか、そのまま溶ける方向で残しておく、二通りの処置の方法があります。

 

会陰マッサージで切開や裂傷を防ぐ

会陰切開をしてもしなくても、赤ちゃんが生まれてくるときには傷つくことが多いので柔らかくしておくと産後も楽です。
会陰マッサージとは出産時に会陰切開を予防し、切開しなくても会陰裂傷を出来るだけ少なくするために行われます。会陰切開をしてしまうと傷が治りにくく不快に感じる人もいますので、身体を傷つけないために自分でできるケアと言えるでしょう。

 
妊娠後期に入る28週頃からオイルなどを使い、お風呂上りなどにマッサージします。スイミングと併用するとかなりの確率で切開を予防できます。
オイルは、創傷の治癒促進効果がとても高いオイルであるカレンデュラオイルがおすすめと言われています。太白ごま油などの食用油でも大丈夫です。

 
妊娠中に会陰にオイルをたっぷりと塗布してマッサージをしておくと、会陰が柔らかく伸びやすくなります。切開して縫合しても、傷の治りがよいのがカレンデュラオイルです。

 
助産院などでは、親指を膣の中に入れてマッサージする方法が一般的に指導されますが、爪が長い人やネイルをしている人は、逆に傷つけたり、さらに雑菌が入ったりすることがあるので注意が必要です。布などにオイルを浸して、オイル湿布のようにマッサージするなどの工夫をしてみるのもよいでしょう。

 
基本的にはお風呂あがりに、週に2~3日程度からはじめて、臨月に入ったら毎日マッサージしましょう。マッサージの時間は2分ぐらいで大丈夫です。会陰は切るものが当然ではなく、少しでも自分の身体に傷をつけないで出産できたほうが産後の身体の回復は全然違います。

 
自治体や病院などの母親学級、助産院、または病院の助産師外来などで確認する事も可能なので、興味がある人は積極的に聞いてみましょう。

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