妊活の基礎知識

生理があったのに妊娠?出血があっても注意が必要

2017/09/27

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妊娠に気づくタイミングは人によって違いますが、「生理が遅れている」「吐き気や胸の張りなど、つわりのような症状が出る」といった体調の変化で気づく場合が多いでしょう。しかし、「いつもと同じように生理があったはずのに、なぜか妊娠していた」という不可思議なことが、稀に起こります。そのため妊活中は、出血があってもいつもと様子が違わないか、注意が必要です。

生理が起こる仕組みについて

子宮内では定期的に子宮内膜が作られ、どんどん厚くなっていきます。この子宮内膜には受精した後に赤ちゃんが育つベッドの役割があり、いつ受精しても良いように準備をしているのです。しかし、排卵期を過ぎても受精がなければ古くなった子宮内膜は剥がれ落ち、血液と一緒に体外に排出されます。これが生理の正体です。女性の体では、このように「子宮内膜が作られて剥がれ落ちる」というサイクルが、毎月繰り返されています。

 

 

妊娠初期に起こる着床出血について

実は妊娠初期には、生理じゃなくても出血する例がいくつかあります。そのなかでも代表的なものは着床出血と言って、受精卵が子宮内膜に着床した時に起こる出血です。時期は大体生理予定日の数日~1週間ほど前で、絨毛が子宮内膜を傷つけることによって起こります。

生理のような鮮血と言うよりは茶褐色、または薄く血の混ざった色のついたおりものが2~3日続く方が多いです。しかし、たまに鮮血が出て、1週間近く生理と同等の出血が見られる場合もあります。そして出血量も色も個人差があるため、着床出血か通常の生理かどうかを見分けることは困難です。

 

 

気をつけて!危険を伴う妊娠初期の出血

妊娠初期に出血が起こる理由は、着床出血以外にもいくつかあります。1つずつ説明すると、

≪絨毛膜下血種≫

受精卵が着床した際、子宮内膜と絨毛膜の間に血が溜まって塊になったもの。小さければ自然と体内に吸収されるが、大きい塊だと流産を招く可能性あり。

≪子宮外妊娠≫

卵管内など、子宮以外の場所に受精卵が着床してしまうこと。妊娠の継続は不可能で、胎児が大きくなる前に手術で取り出す必要性がある。

≪胞状奇胎≫

40代以上の妊娠、または過去に胞状奇胎になった女性に発生する可能性あり。受精卵に何らかの異常があり、不正出血を伴う。妊娠の継続は不可能で、放置すると癌化するリスクもある。そのため早急な受診が必要。

このように胎児または母体に重篤な被害をもたらす危険性のある出血が、いくつかあります。

 

おかしいと思ったら、基礎体温と妊娠検査薬でチェック

基礎体温をつけると、低温期と高温期を繰り返していることが分かります。正常な場合は低温期が続いた後に排卵日で体温がガクッと下がり、その後高温期が訪れます。そして生理が始まると、再び低温期に戻るのです。

しかし妊娠していると高温期がずっと続いているので、出血があっても体温が下がらない場合は妊娠している可能性があります。そんな時は、妊娠検査薬で「妊娠しているか否か」を調べてください。そして、妊娠をしていても正常な妊娠かどうかは調べないと分かりません。そのため、陽性反応が出た時は早急に産婦人科を受診しましょう。

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