妊活の基礎知識

流産を繰り返さないためにできることは?

2017/10/10

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世の中には妊娠はできるのに、「どういうわけか何回も流産を繰り返す」という悩みを持つ女性もいます。流産を繰り返すうちに妊娠すること自体が怖くなり、やがては自分の子を持つことを諦めてしまう。そんな事態を避けるためにも、しっかり対策をしたいですよね?この記事では流産の原因と、繰り返さないためのポイントについて紹介したいと思います。

初期流産のうち7割は胎児が原因

妊娠12週未満で起こる流産を”初期流産”と言います。このなかには「受精はしたけれど着床に至らなかった」という化学流産も含まれます。そして初期流産のうち、7割が胎児の染色体に異常があったことによるものです。これは自然淘汰のため、そこまで悲観する必要はありません。また、染色体異常はお母さんのせいではなく、受精卵ができた段階で発生するものです。そのため着床の前後で流れてしまうことが多く、妊娠に至ること自体が稀です。

 

 

注意が必要な不育症

2回以上流産が続くことを”反復流産”、そして3回以上繰り返す場合は”習慣流産”だと言われています。しかし実際には、2~3回の流産はそれほど気に留めなくても大丈夫です。なぜなら2回流れてしまった女性が3回目は通常の妊娠をし、無事に出産に至る割合は75%、そして3回流産が続いても半数以上の女性は次の妊娠で出産できる確率があります。

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気をつけないといけないのは、不育症です。妊娠はできるけれど流産や死産、そして新生児死亡を繰り返してしまう状態を不育症と言います。「何回流産や死産を繰り返したら不育症」という明確な定義はありませんが、おかしいと思ったら原因を調べる必要があるので病院に行ってください。

 

 

女性に原因がある場合も

残念ながら、女性側に流産を引き起こす原因がある場合もあります。例えばホルモンの乱れで排卵後に黄体ホルモンが充分な量分泌されなかったり、子宮内膜が黄体ホルモンに反応しないために胎盤が育たない場合もあります。これらは冷えや血行不良の対策をすることで改善が見込めますので、普段から運動をするなど体質改善に努めましょう。

この他に子宮に生まれつき奇形があったり子宮内膜症を発症している時、そして子宮に筋腫ができている場合などは、受精卵が着床するための子宮内膜の機能が低下していることが考えられます。病院でしっかり治療を受けて、流産を防ぎましょう。

 

 

親の染色体の異常が原因の場合も

残念ながら、治療のしようがない例もあります。それは夫婦の染色体に異常がある場合です。流産を繰り返す夫婦のうち、4~7%の割合で男女のいずれかに染色体異常が見つかると言われています。これは生まれつきのことなので、治療することができません。しかし夫または妻の染色体に異常があったとしても、健康な赤ちゃんを授かる可能性が他の夫婦の1/2に下がってしまうわけではありません。だからすぐに諦めたりしないで、何度でもチャレンジしてください。

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