妊活あるある

流産をすると次も流産しやすいってホント?

2017/07/22

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妊娠22週に至らない段階で妊娠が継続できなくなることを流産と言います。
流産は全妊娠の約15%で起こると言われていて、意外にも多くの女性が経験していることです。
一度流産を経験して、精神的にも肉体的にも辛い思いをすると「次もまた流産したらどうしよう…」と怖くなってしまいますよね。
流産をすると次も流産しやすくなってしまうのでしょうか?

 

流産を繰り返す「不育症」

流産や死産を繰り返すことを「不育症」と言い、流産が2回続くことを「反復流産」、3回続いた場合は「習慣流産」と言います。
反復流産を経験した女性は4.2%で、習慣流産は0.9%になります。

 

不育症でも80%以上が出産できる!

不育症の場合、妊娠できても流産を繰り返してしまいます。
ただし、そのような繰り返す流産の多くは偶発的なものであり、流産をしたから次も流産しやすくなったという訳ではありません。
不育症の女性の80%以上が、その後出産することが出来ると言われているのです。
流産を繰り返すと「もう出産は無理かも」と諦めの気持ちが出てきてしまうかもしれませんが、多くの方がその後出産を叶えています。
ただし、中にはなんらかの原因があって流産しやすくなっていることもあるので、そういった可能性については理解しておき、場合によっては対策を講じる必要があります。

 

不育症の原因は?

不育症の多くが偶発的なものですが、中には自分やパートナーに原因があることもあります。
このようなケースでは、その原因を取り除くことで出産できる可能性があります。

夫婦染色体異常

夫婦のどちらかが染色体異常を持っていると流産を繰り返す可能性があります。
習慣流産の夫婦の約7%に染色体異常がみつかったとのデータもあるそうです。
染色体異常は、残念ながら治療することができないものですが、夫婦のどちらかに染色体異常があったからといって、健康な赤ちゃんを授かる可能性が半減する訳ではありません。

子宮形態異常

子宮の形が通常と異なる状態のことです。
子宮形態異常による不育症は全体の7.8%を占めています。
子宮形態異常でも流産しないこともあるので、必ずしも治療が必要な訳ではありませんが、治療法としては一般的に手術が選択されます。

内分泌異常

黄体機能不全、高プロラクチン血症、甲状腺機能異常などの内分泌疾患があると、流産しやすいと言われています。
これらの疾患は、医師の指導のもと薬物療法や食事療法により、治療や管理していくことが必要です。

血液凝固異常

抗リン脂質抗体症候群、プロテインS欠乏症、第因子欠乏症などの疾患があると、血栓ができやすくなって不育症の原因になります。
血栓ができないように、医師の指導のもとアスピリンを服用したりヘパリンを注射して治療をします。

感染症

クラミジアなどの細菌やウイルスに感染すると流産しやすくなります。
医師の指導のもと、抗生物質などの薬を用いて治療をする必要があります。

 

偶発的な場合も原因がある場合も、いずれにしても今後出産できる可能性は十分にあるわけですが、それがわかっていても流産による精神的ダメージは大きなものです。
不育症に対する確立された治療法は「愛情を持って接することだけだ」という説もあります。
医師や家族の力を借りて、精神面で立ち直ることが出産に向けての第一歩なのかもしれません。

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