マタニティーの知識

気になる妊娠中と産後の体重管理

2017/08/08

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適正体重が安産の秘訣

女性の体が大きく変化する妊娠・出産。妊娠するとみるみるお腹も大きくなって体重もすごく増えます。その増え方に驚くこともあるかもしれません。こんなに増えて大丈夫なのか、産後体重はすぐに戻るのだろうかという心配もあるでしょう。
妊娠前ならダイエットを意識するかもしれませんが、赤ちゃんの健康のためには適正に体重が増えていくのも大事なことです。
妊娠中は、単にお腹の中に赤ちゃんがくっついているだけではなく母体全身を使って育てていきます。臨月のころには赤ちゃんだけで約3000グラム、それに羊水や胎盤で約1キロ、また母体自体の血液量も増え子宮事態の大きさや胸も膨らんでくるため、赤ちゃん自体の重さだけでなく、ある程度の体重増加は必要不可欠になります。

 

ただし増えすぎると、骨盤内の臓器に脂肪がついて産道が圧迫され、赤ちゃんが出づらくなるので、適正体重を保つようにした方が安産に近づきます。
元々が肥満体質という方は8キロ以下の体重増加を目安に、逆に痩せすぎの方は12キロくらいは増えて大丈夫なのです。

 

 

ウォーキングや運動でケアしましょう

食べ過ぎたなと思ったら、食事の量を減らすのではなく、よく動くことでケアしましょう。妊娠中のウォーキングはよくすすめられていますが、骨盤を柔らかくするリラキシンというホルモンがでてくるため歩けば歩く程、お腹を支えるためのお産に必要な骨格と筋肉ができてきます。血行もよくなり、新陳代謝もよくなるので、のんびり歩くだけでも、むくみや腰痛が緩和され、さらに極端な体重増加も防げます。

 

また、産後に向けての体力作りにもなるでしょう。つわりの時期を除いて20週くらいから出産直前まで行うとよいでしょう。
他にも、おなかが張らない範囲で、体が気持ちよく感じるくらいの軽めの運動はおすすめです。

 

 

母乳育児で体重は戻りやすい

産後もすぐ体型を戻す事がいいと思われている方もいるかもしれませんが、出産して、赤ちゃんも羊水も胎盤も出てすべて出し切ったと思っても、一気に体重は戻りません。なぜなら、妊娠中には産後に必要な養分として脂肪も蓄えられているからです。産後母乳をあげることによって蓄えられた脂肪もエネルギーとなって体重は戻っていきます。けれどこちらも半年ほどかけて徐々にということが多いようです。
一回授乳するだけでも相当なエネルギーを使います。母乳をあげていたら産前より痩せる人もいるくらいで、妊娠中に多少増やしておかないとエネルギー不足でスタミナが足りなくなるということもありえます。妊娠中は、体重に気をつけすぎるもの考えものなのです。

 

産後半年間は戻らなくて普通ですし、少し増えている方が母乳育児のためにはちょうどよいと言えます。母乳をあげられない人は、体力が回復した産後2か月を過ぎてから運動をはじめるといいでしょう。
いずれにしろ見た目のことだけ考えて無理をして身体に栄養を送らないことは赤ちゃんにとっても自分自身にとってもきついことになるので注意しましょう。

 

赤ちゃんがいる生活は、体力勝負です。大丈夫、赤ちゃんが居るだけで体力消耗してエネルギーを消費しますから!

 

 

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