妊活の基礎知識

排卵誘発剤「クロミッド」など排卵について大事なこと知ってますか?!

2017/09/22

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「排卵日付近にセックスすれば妊娠しやすい」ということは多くの方がご存知かと思います。
では、それはなぜなのでしょうか?また、排卵日を特定する方法や調節する方法はあるのでしょうか?

そもそも排卵とは?

・仕組みは?

排卵とは、卵巣の中で成熟した卵胞から卵子が出てくることです。
生理の時期になると、脳からの指令で、左右どちらかの卵巣の中で20個ほどの卵胞が成長していきます。
その中で最も大きく成長したものが主席卵胞となり、主席卵胞が20mmほどの大きさに成長すると、中から卵子が出て、卵巣を飛び出していきます。
その後、卵子が卵管で精子と出会い受精して、子宮内に着床すれば妊娠に至ります。
精子と出会わない場合やうまく着床しなかった場合には生理が起こります。

・いつ起きる?

生理周期は、正常な場合であっても25~38日と幅があります。
この幅は、「卵胞が成長して、卵子になって排卵されるまでの期間」に個人差があるために生まれるものです。
しかし、その一方で「排卵されてから生理が始まるまでの期間」には個人差がなく、誰でも約14日間と同じです。
そのため、排卵日は「次回生理予定日から14日を引く」という方法で、おおよそ予想することができます。

 

 

○排卵日に合わせてタイミングをとるには?

排卵日に合わせてセックスをすれば、妊娠の確率を高めることができます。
しかし、生理不順の方は次回生理予定日を予測することが難しく、14日を引くという方法で排卵日を予測することができません。
そのため、セックスのタイミングをとるためには、排卵日を人工的に調節する必要があります。
また、そもそも、生理は来ているけれど排卵していない「無排卵月経」の場合には、なんらかの方法で排卵自体を誘発する必要があります。
排卵日を調節したり、排卵そのものを誘発してタイミングをとるには、どんな方法があるのでしょうか。

①クロミッドを服用する

クロミッドとは?

脳の視床下部に作用して、黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンの分泌を促し、卵胞を成長させる薬です。
人工的に排卵を促し、排卵日を調節することができます。
病院で、医師から処方してもらうことができます。

服用法は?

症状により多少の違いはありますが、一般的には1日1?3錠を、生理3日~5日目から5日間服用します。

排卵はいつから起きる?

最終服用日から約7~10日後に排卵します。
万一、この範囲からずれて排卵した場合には、医師と相談の上、用量・用法を変えていきます。

 

②他の方法をプラスして、より正確にタイミングを測る

14日を引くという方法以外にも、いくつかの排卵日の予測法があります。
クロミッドを服用したうえで、これらの方法を用いれば、排卵日の予測がより正確になり、タイミングをとりやすくなります。

排卵検査薬を使う

排卵直前には黄体化ホルモンが大量に分泌されます。
この黄体化ホルモンの量を感知して、排卵日を予測できるのが排卵検査薬です。
陽性反応後排卵は24~48時間後に起こるとされています。
卵子の寿命が24時間であることも考慮すると、陽性反応後3日間にセックスをすれば妊娠の可能性が高まります。

超音波卵胞計測を行う

病院で卵胞の大きさを直接チェックする方法です。
膣に器具を入れて超音波で卵胞の大きさを測ります。
排卵直前の卵胞サイズは約20mmと言われているので、高精度で排卵日を予測することができます。

基礎体温を測る

低温期の中でも一度ガクッと体温が下がる時があり、そこから数日の間に排卵が起きるとされます。
専用の体温計を買うだけで自宅でもできる手軽な方法ですが、クロミッドを服用中は基礎体温が安定しない場合もあるので、あくまで参考程度の利用にとどめましょう。

妊娠確率をあげるためには排卵日の予測が大切であることや、その方法がお分かりいただけたと思います。
今回の内容を参考に、パートナーや医師と協力しながら、前向きに妊活に取り組んでいただければと思います。

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