妊活あるある

妊活や不妊治療の後に養子という手段も素晴らしいことですよ!

2017/10/03

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近年では晩婚化の影響を受けて、妊活や不妊治療に取り組む夫婦が増えてきています。
愛するパートナーとの子供を妊娠・出産して育てていきたいという気持ちはごく自然なものですし、そのために妊活や不妊治療を頑張るのはとても素晴らしいことです。

しかし残念ながら、何年もの年月と莫大な費用を投じても妊娠・出産に至らないというケースも少なからずあります。
そして、そのように我が子を抱くのが難しいと感じた時に、新たな選択肢の一つとして注目されてきているのが「養子を迎える」ということです。

 

実親が育てられない子供がいるという現実

子供を望んでいるのにどうしても授からないという夫婦がいる一方で、望まない妊娠や経済的事情などにより子供を育てられないという親も多くいます。

そのような実親による養育が受けられない子供は、児童相談所や様々な民間団体が一旦保護し、その後児童養護施設で育てられたり、養子縁組みや里親制度などの方法で一般家庭に引き取られることになります。
そして、この養子縁組や里親の制度を選択する夫婦の中には、妊活や不妊治療をしても子供を授からなかったという方が多くいらっしゃるのです。

もちろん人助けのために、養子を考えろというわけではありません。
ただ、養子縁組は子供を育てて共に家族として生きていきたいという夫婦と、家族を必要とする子供どちらの望みも叶えられる方法であり、なかなか子供を授からない夫婦に考えてみて欲しい選択肢の一つなのです。

 

 

養子縁組とは?

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一般家庭が身寄りのない子供を引き取る方法には、「特別養子縁組」「普通養子縁組」「養育里親」の3つの種類があります。

子供の年齢、親になる夫婦の年齢、養育手当支給の有無など、それぞれに異なる条件がありますが、最も大きな違いは特別養子縁組では親権が養親に移るのに対し、他の2つでは実親に残る点です。

特別養子縁組では引き受けた子供を実子として育てられることから、妊活や不妊治療の末に養子をと考える夫婦のために特に注目されている制度なのです。

 

 

特別養子縁組の手続き方法は?

実子として迎えることになるため、夫婦の子供に対する深い理解や愛情があるのか、子供との相性はどうかなど、慎重にマッチングが行われます。

すぐに夫婦の家に迎え入れるわけではなく、説明会への参加や面談などの準備期間を経てから迎え入れることになります。

また、家に迎え入れてもすぐに養子になるわけではなく、数ヶ月共に暮らした後に申請をし、その後も調査員による面談や家庭訪問などの様々なステップを経なければいけません。

 

 

特別養子縁組はどれくらい活用されている?

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日本では身寄りのない子供のうち4万1061人が施設に引き取られているのに対して、養子縁組の成立件数は474件と僅かです。(平成25年)

法律上は実子になるとはいえ、一般家庭に血の繋がらない子供を迎え入れることに対する偏見は多く、血が繋がらないから「かわいそう」「不幸だ」という認識の人が多いということが背景にあります。

このような認識を改め、社会的に受け入れる空気を作ることが、制度の活用を後押しするための課題となっています。

 

 

子供を育てる中で親になっていく

子供を授からない中で、自身の価値を見失ったり、劣等感に苛まれたり、もっと早くに妊活を初めていればと後悔の念に押しつぶされそうになっている方も多いはずです。
しかし、あなたの人生はこれからも続いていきます。

もう一度前を向いて、これからの人生に子供が必要か考えてみましょう。
そしてもし、子供と一緒の人生を望むなら、特別養子縁組はそれを叶える一つの素晴らしい選択肢です。

最初から親である人は一人もいません。人は子供を育てる中で親になっていきます。
そのような考え方が広く根付き、養子を迎えるという選択の後押しになって欲しいものです。

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