妊活の基礎知識

妊娠周期の数え方や出産予定日の出し方などについて

2017/10/04

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女性が突然 、口元を押さえてトイレに駆け込む。そして吐いた後、「おめでとうございます。妊娠3ヶ月です」と医師から告げられる光景が、ドラマなどでよく描かれます。

この光景を見て、首を傾げる方は多いのではないでしょうか。2ヶ月も3ヶ月も生理がなければ、つわりがなくても気づくはずではないか?どうして自分の体のことなのに、そこまで鈍いのか?

その理由は、妊娠周期の数え方に隠れていました。

いつから妊娠したことになるの?

妊娠は精子と卵子が出会って受精し、受精卵が子宮内膜に定着することで成立します。だから妊娠の周期を考える時、多くの人が疑問に思うのは「いつをもって妊娠初日とするのか?」という点でしょう。行為をして受精した日でしょうか?それとも、受精卵が子宮内膜に定着した日でしょうか?

 

意外に思うかもしれませんが、実は妊娠初日は行為をして受精するよりも前なのです。本当の妊娠初日として数える日、それは「妊娠する前の最後の月経が始まった日」と定められています。だから妊娠検査薬を使って陽性反応が出たら、カレンダーなどを見て前回の月経が始まった日付を確認してください。それを逆算することで、現在が妊娠から何日目になるのかハッキリします。

そして妊娠初日=妊娠0週と考えるため、1ヶ月を4週間と考えた場合「妊娠しなければ次の生理が来ていたはずの予定日」には妊娠4週間目、つまり妊娠してから2ヶ月に突入している計算になるのです。

 

妊娠時期の数え方と出産予定日の計算方法

妊娠には初期・中期・後期の3つの段階があります。数え方は大体3ヶ月区切りなのですが、妊娠初期は0週~15週目(4ヶ月)、中期は16週~27週目(7ヶ月)、28週~40週目(10ヶ月の出産予定日)となります。

肝心の出産予定日の調べ方ですが、妊娠は280日間と考えられています。280日を30日で割ると9.333ヶ月と割り切れなくなりますが、「十月十日」とよく言うものの意外と妊娠している期間は短いことが分かりますね。

 

ちょっと怖い過期産の話

ここまでで妊娠の始まりは最終月経の初日であること、そして妊娠期間は280日であることが分かりました。しかし人間の体は計算通りに出産できるわけではなく、実際の出産予定日より早まったり遅れたりすることもままあります。

早産も未熟児になる可能性があるため怖いですが、出産予定日より遅れてしまう過期産にも不安が残ります。

なお、流産とされるのが6ヶ月目の途中である22週まで、早産は10ヶ月目の第一週目である36週目まで、そして42週を超えても生まれない場合を過期産と呼びます。

 

過期産の赤ちゃんは、ほとんどが正常に生まれてきます。しかし妊娠が長引くことによって古くなった胎盤の機能が低下し、栄養や酸素が充分に供給されなくなったり羊水の量が減ってしまうことがあります。このような状態で出産が始まると、仮死状態または最悪の場合は死産となる危険性があります。

また、大きくなりすぎて”巨大児”と呼ばれる4,000g以上の赤ちゃんになってしまうこともあります。健康であっても41週を過ぎて生まれなかったら入院する必要があるので、病院に相談しましょう。

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