マタニティーの知識

妊娠中の栄養摂取と妊活中の栄養摂取

2017/08/04

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妊娠中には多くの栄養が必要

妊娠中に多くの栄養が必要なのはなぜだかわかりますか?
お腹の赤ちゃんの自身の身体をつくる材料としてとだけ理解している人も多いですが、お腹の赤ちゃんを支える胎盤や羊水などの赤ちゃんを取り巻く体内整備のため、そして赤ちゃんに栄養を送るために血液量も増加するなど母体自体がエネルギーを必要とするためという点も押さえておきましょう。
栄養素が足りなくなると、優先的に赤ちゃんの成長のために母体から栄養素が送られます。わかりやすいのがカルシウムで、赤ちゃんの身体をつくるのに必要なカルシウムが足りなくなると母体の骨からカルシウムを補うこともあります。妊娠中は歯がもろくなりやすいというのも、赤ちゃんの身体をつくるために大量のカルシウムが必要になることに起因するようです。妊娠中は胎児の養分として鉄分を取られるのはもちろん、栄養を送るための血液の量も増加するため、より多くの鉄分が必要になります。妊娠中は貧血になりやすく、産院でも血液検査などでチェックされる項目となっています。
カルシウムや鉄分は一般的にも不足しがちな大事な栄養素ですが、妊娠時に特に摂取したい栄養素としては葉酸があります。胎児の成長に欠かせない栄養素で、脳の発育を助け、神経をつくる重要な働きをもちます。他にも骨や皮膚の発育を促す亜鉛やカルシウムの吸収を助けるマグネシウムといった必須微量ミネラルや各種ビタミンなど普段から不足しがちな栄養素は、妊娠中は特に意識してとりたいものです。脳の発達を高めるDHAも積極的に摂取しましょう。母体の健康を正しく保つことがお腹の中の赤ちゃんにもいい影響を与えます。妊娠時には、普段以上に不足している栄養素を積極的にバランスよく摂取することを意識しましょう。
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あくまでも主体は日常の食事で

妊娠中に重要とされる葉酸は、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれるように、必要な栄養は三食で補うという意識が大事です。それでも足りない部分は間食を4回目の食事とみなして、カルシウムが豊富な食品や、ビタミンが豊富な果物類などを食べるようにするといいかもしれません。これは離乳食が完了した幼児の食生活のポイントとよく似ています。
けれど、妊娠中はつわりや胃の圧迫でしっかり食べることが難しいのも事実です。そんな時は上手にサプリメントを利用して必要な栄養素をしっかり補いましょう。
注意すべきは取りすぎです。過剰摂取は逆に悪影響となる場合もあります。また、組み合わせによっても悪影響が出ることもあります。たとえばカルシウムは不足しがちな大事な栄養素ですが、ビタミンDと一緒に過剰摂取すると高カルシウム血症といった病状を引き起こす可能性があります。よいものでも取りすぎに注意し、食べ合わせならぬ、サプリメントの掛け合わせにも注意していきたいものです。サプリメントは薬局でも取り扱っていると思いますので、薬剤師さんに相談しながら購入するのもよいですね。
あくまでも栄養の補助として、ベースは普段の食事でしっかり栄養を補っていきたいものです。

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