マタニティーの知識

全身にできる可能性のある妊娠線!予防するためにできる方法は?

2017/09/30

Stress at the pregnant woman at home

妊娠線とは、妊娠中にお腹が膨らむことで、肌にできる亀裂のことです。太さは大体2~3ミリぐらいで、長さは個人差もありますが3~5センチぐらいだと言われています。そして妊娠線はお腹だけでなくお尻やバスト、太もも、腕など体の至る所に出てしまうことがあります。

妊娠線は最初は赤紫色をしていますが、出産から1年後ぐらいに他の肌と同じ白い色になってくると言われています。しかし一度できてしまうと簡単に消すことはできないため、なるべく予防したいものです。約9割の妊婦さんが悩むと言われる妊娠線ですが、予防するにはどんな手段があるのでしょうか?

どうして妊娠線ができてしまうのか?

妊娠線の原因はいくつかあります。具体的には、

  1. 胎児の成長
  2. 皮膚代謝の低下
  3. 肌の乾燥

などです。

まず、お腹の中で赤ちゃんが成長するに従い、お母さんのお腹の皮膚は伸びていきます。しかし、表皮は伸びてもその下にある皮下組織や真皮は、急激な伸びに対応できるつくりにはなっていません。その結果、断裂を起こして妊娠線が発生します。

次に妊娠中は、”コルチコステロイド”というホルモンが増加します。これは副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの一種ですが、皮膚の代謝を悪くしてしまうのです。その結果、本来あるはずの皮膚の弾力が失われ、ひび割れやすくなってしまいます。

最後に乾燥ですが、妊娠すると女性の肌は乾燥しやすくなります。これは水分が子宮に集中することと、プロゲステロン(黄体ホルモン)と言って胎盤を作るためのホルモンが分泌されることが原因です。赤ちゃんを守るために、お母さんの体内の水分は胎盤を通じてどんどん子宮に送り込まれます。そしてプロゲステロン(黄体ホルモン)はもともと生理の時に肌荒れを起こす物質でもあるので、二重の意味で乾燥しやすくなってしまうのです。

 

 

妊娠線ができやすいのは、どんな人なのか

  • 乾燥肌の方
  • 皮下脂肪の多いぽっちゃりタイプの方
  • 経産婦の方
  • 小柄で骨盤の小さい方
  • 双子など複数の胎児を妊娠している方

上記に当てはまる方は、妊娠線ができやすいと言われています。気をつけたいのは妊娠5ヶ月目頃からで、「気がつくとできていた」と言う方が多いので、毎日の入念なケアが必要になります。

 

オイルまたはクリームでしっかり保湿を!

妊娠線を予防するためには、乾燥を防いでしっかり保湿することが重要です。保湿することで皮膚が柔軟性を保ち、断裂しにくくなったり急激な伸びにも対応できるようになります。ドラッグストアなどで妊娠線の予防を目的としたオイルまたはクリームが売っているので、自分が使いやすそうだと思った物を試してみましょう。

クリームを選ぶ場合のポイントは、伸びが良い物や手に付いても手荒れを起こさない物がオススメです。また、妊娠中は汗もかきやすくなっているので、べたつきが少ない物を選ぶと良いでしょう。

オイルの場合はクリームより少ない量でも伸びが良いことと、文字通り油なので保湿力がバツグンに高いことがメリットです。どちらを選ぶのかは好みによりますが、強い香りが苦手な方はクリームがオススメです。

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