妊活の基礎知識

不妊の原因は女性ばかりにあらず。男性不妊を調べてみた。

2017/05/12

babyoni038

不妊症の原因は、

もちろん女性側だけにあるものではありません。
WHOの調査結果によると、男性側に原因がある割合は40%を超えています。
(女性・男性両方に原因がある場合も含む)

本来ならば、不妊症かも?と思った当初から男性も検査すればよいのですが、すんなりと男性が理解してくれるケースは多くありません。筆者の知人(妻)も不妊治療を行っているのですが、先日、筆者が夫とだけ話をしたところ、「男としてはね、もう応援することしかできないからね。」と言われ、自分に原因があるかも?とは微塵も思っていないんだな、と軽い衝撃を覚えました。のちに、妻とも話したところ、やはり、「今のところ自分には異常がなくて、主人にも検査に行ってもらいたいけど・・・なかなか。」と話していました。年齢的なリミットに余裕がある場合は数ヶ月様子を見てもいいのかもしれませんが、妊娠はゴールではなく、それからの子育ても夫婦の協力があってからこそなので、なぜ子ども授かりたいか、などの根本から真摯に夫婦で向き合い、早めに夫にも病院に行ってもらいましょう。

では、ここでは、男性の不妊の原因や治療方法について説明していきましょう。

男性は、精子を提供する立場にあり、精子に異常がないか、精液が十分か、精液を提供する際に問題はないかが大きなポイントとなります。

精子を作り出す機能を「造精機能」と言いますが、この造精機能に問題がある場合を「造精機能障害」といい、男性不妊の原因の90%を占めています。

この障害の有無を調べるために、精液検査を行います。精液検査では、精液の量や精子の数、運動性、奇形率などを確認することができます。

ここで判明する症状で最も重いものが「無精子症」です。

精液中に精子が一匹もいない状態のことです。無精子症の場合は、精巣で精子が作られるが排出されない症状「閉塞性無精子症」と全く作られない症状「非閉塞性無精子症」があります。非閉塞性無精子症であれば、ホルモン投与をすることで精液中に精子が出現する可能性が出てきています。また、いずれの症状でも、精巣や精巣上体に精子が存在していれば、顕微授精を試みることができます。

次に挙げられるのが「乏精子症」です。

採取した精液の精子濃度が1ml中に1500万個未満の状態であれば、この診断がなされます。精子の数が基準を少し下回る程度であれば、タイミング療法でも十分妊娠の可能性はあります。さらに精子の数が少ない場合、人工授精、体外受精、顕微授精等を行います。

また、「精子無力症」といい、精子の数は正常であるが、その精子の運動率が悪い状態のことがあります。この症状の場合、精子の状態により人工授精や顕微授精などを行ないます。

その他、問診でよく相談があるのは、「勃起・射精障害」です。

いざという時にできない・・・こういう男性が結構多いようです。投薬等で勃起・射精を促す治療を行うことになります。

では、これらの男性不妊の原因はなぜ起こるのでしょうか?その要因も見ていきましょう。
先天的なものもありますが、以下のような生活習慣から起因する場合も少なくありません。

喫煙

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喫煙者は、非喫煙者と比較し、精子量が10~17%減少し、精子の運動量も減少傾向にある結果も出ています。また、副流煙などにより喫煙の習慣がないパートナー(女性)にも大きく影響します。少しずつでも本数を減らすなど、努力していきましょう。

飲酒

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精巣内にアルコールを分解する酵素があり、過度の飲酒をすると精巣内にその分解する酵素が増えすぎてしまい、精子を作る能力を低下させることになります。ですが、適度な飲酒であればストレス発散に繋がったり、血行促進にもなりえるので、楽しく上手に付き合いましょう。

外食

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ビジネスマンであれば、お昼時はいつも外食、夜も週に数回も付き合いや接待などで、自宅の食卓で食事を楽しむ機会が極端に少ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。外食が続くと野菜不足も否めませんし、大量に使われている化学調味料が生殖機能に影響を与えないとも限りません。お弁当持参を心掛けたり、外食時にも野菜中心の店選びをするなどして乗り切りましょう。

疲れ・ストレス

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何事においてもですが、常に拭えない疲労感とストレスは身体にとっていいことはありません。前述したとおり、適度な飲酒や運動、趣味などで上手に発散させていきましょう。夫婦で共通の趣味を持つことでスキンシップにも繋がり、相乗効果をもたらすかもしれません。

肥満

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結婚してから幸せ太りで太ってしまった方も多いでしょう。肥満体の場合、精子数や精子量に異常があるという実験結果があります。肥満は、どの病気の原因にもなりかねないので、適正体重に近づけていくことが何よりですが、過度な急激なダイエットがまた別の要因を引き起こさないとも限りません。食事内容な量を見直し、着実に一歩ずつダイエットを勧めましょう。

男性不妊は、その原因と要因を探っていくほどに、生活習慣病や成人病にも繋がる要素を持ち合わせています。元気はつらつ、健康体を維持していくことが不妊の早期解決ともなりえるでしょう。

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