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フーナーテストとは?どうすればよい結果になる?

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妊娠するためには、元気な精子がたくさん子宮に入っていることが大切であり、それを調べるのが「フーナーテスト(別名:ヒューナーテスト)」と呼ばれる検査法です。
フーナーテストは不妊検査の中でも初期段階で行われる基本検査ですが、妊活を始めたばかりの方にとっては聞き慣れないまだまだ認知度の低いものです。
そこで今回はそんなフーナーテストについてご紹介していきたいと思います。

フーナーテストとは?

性交後の子宮頸管粘液内にある精子の状態を確認する検査です。
フーナーテストの結果により、精子が子宮にきちんと入っているかを確認することができます。

 

フーナーテストよい結果・正しい結果を得るためには?

フーナーテストで正しい結果、すなわちよい結果を得るためには、検査をするタイミングが重要になります。
具体的には、女性では排卵期が、男性では体調の良い時期が検査のタイミングとなります。

 

フーナーテストの検査結果には、子宮頸管粘液の量と粘度が影響します。
排卵期には、子宮頸管粘液の量が多くなり、粘度が低く伸びやすい状態になります。

 

この状態だと精子が子宮無内に進入しやすくなるため、よい結果を得ることができます。
そのためフーナーテストでは、排卵期に性交をし、その後2~3日以内に子宮頸管粘液を採取するという手順がとられます。

 

また、精子の方も、その状態は男性の体調によって変わってくるので、できるだけ体調不良や疲れている時は避け、体調の良いときに性交・検査をすることが大切です。

 

フーナーテスト検査方法は?

まずは、排卵日前後に性交を持ちます。
性交後2~3日以内に病院に行くと、注射器で子宮頸管粘液を採取されます。

その後、採取した子宮頸管粘液は顕微鏡下で観察され、精子が存在しているかや存在している精子の運動率がチェックされます。

 

フーナーテスト結果の判断は?

結果の判断基準は以下の通りです。

精子数が…

  • 15個以上 →妊娠率が高い
  • 10~14個 →妊娠が十分期待できる
  • 5~9個 →妊娠が期待できる
  • 4個以下 →妊娠率が低い

ただし、たとえ精子数が十分にあっても、運動率が極端に低い場合には妊娠率が低くなるため、最終判断は精子数と運動率を総合的に考えて行われます。

 

フーナーテスト結果が不良だったら?

男性の体調の関係で精子の状態が悪かったり、女性が実は排卵期でなかったなどの理由で、結果がたまたま不良になったという可能性もあります。
そのため、それらの可能性を考慮して検査は複数回行われます。
複数回繰り返しても結果が不良だった場合には、女性・男性のどちらか、あるいは両方に以下のような原因があると考えられます。

女性側の問題

  • 子宮頸管粘液の質が悪い

量が少ない、粘度が強い、酸性が強いなど、子宮頸管粘液の質に問題があり、精子が入ってこられない可能性があります。
解決法:ホルモン剤による治療、人工授精などを検討

  • 精子抗体がある

精子抗体があって、精子を異物として排除している可能性があります。
解決法:精子抗体検査を受け、結果により体外受精などを検討

男性側の問題

  • 精子の数が少ない
  • 精子の運動率が低い
解決法:さらに詳しく精液量・精液濃度・精子生存数・精子運動率・精子奇形率などを調べ、結果によって体外受精などを検討

フーナーテスト費用は?

一般的に健康保険の適用外になり、費用は全て自己負担となります。
ただし自己負担とはいえ、1回1000円程度と他の不妊検査に比べて安価で行えることが多いです。

 

早めにフーナーテストを!

フーナーテストについてお判り頂けたでしょうか。
結果が悪かったらどうしようと不安になってしまうかもしれませんが、もし結果が不良だったとしても人工授精や体外受精など妊娠を目指す方法はあります。
早期に自分たちの体の状態を知ることで、その後の妊活をスムーズに進めることもできますので、妊娠を意識し出したら、早めに病院を受診してフーナーテストを受けてみましょう。

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