マタニティーの知識

どこで産むかを考える―自分に合った産院を選ぼう

2017/08/09

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病院と助産院の違い

病院と助産院での一番の違いは何だと思いますか?
一番の違いは、産婦人科の医師がいるかいないかです。ゆえに、病院と助産院で大きな違いが出てくるのは、医師の有無にかかわる出産時です。

 

帝王切開や麻酔での無痛分娩をする場合には、医療行為になるため、病院でしかできません。また双子などの多児の場合も助産院では出産できません。ただし病院でも、特に問題がなく自然に分娩をする場合には医師は必ずしもいなくてよいので、助産師さんが介助してくれることも多いようです。

妊娠中の検診では、エコー検査などで赤ちゃんの状態をチェックしますが、助産院でもいろいろな機器が導入されているので、検診の内容においては助産院と病院の違いはさほどありません。あえて言えば、助産院では、助産師さんが診察に時間をかけることが多く、またマッサージなどを行ってくれる場合もあります。じっくり話したい人にはおすすめです。

 
助産院では、万が一に備えて病院と提携していることがほとんどで、提携病院で妊娠中に3回ほど妊婦検診を受けることになります。その際に、母子ともに何らかの異常のある場合は助産院では産めません。
また、自然分娩を希望していても、出産時に何か問題が発生し、急に帝王切開が必要になることがあります。助産院では医療行為は行えないため、病院に搬送されることになります。その際には提携病院に搬送されることが多いようです。

 

何かあった時に安心な総合病院

病院も複合的な診療科を有する総合病院と産科専門で開業している個人病院があります。出産時も出産後でも、異常が見つかった場合に同じ病院ですぐに対応してもらえるのは総合病院です。また、総合病院の場合は交通機関も便利な場合が多く、検診だけでなく入院中や産後の訪問にも便利と言えます。デメリットは診察の待ち時間が長いことが挙げられるかもしれません。

 
産科専門の個人病院では、個室が多くサービスも充実しているところが多くあります。院内のしつらえもそうですが、ホテル並みの食事に産後のエステといったサービスを提供しているところも多いです。個人病院の場合も総合病院と提携していることがほとんどで、何かの大きな異常があれば総合病院への搬送されることがあります。個人病院や助産院で出産するなら提携先の総合病院がどこなのか、確認しておくことも大事だと思います。

 

また、産婦人科の病院の中に、院内助産院を併設しているところもあります。同じ施設内に産婦人科医が常駐しているので、何かあったときにも対処が早く、より安全性は高いと言えるでしょう。

 

総合病院と個人病院、それとも助産院?

それぞれの産院によってできることや対応も違いますし、出産の考え方も違ってきます。興味を持った産院にはパンフレットを貰ったり、実際に電話したりして話を聞いてみるとよいでしょう。検診や出産の特色と合わせて、費用も尋ねればきちんと教えてくれます。

 
出産は家族や女性にとっての一大イベントのひとつです。長いお付き合いになる産院は、費用や自分の理想とする出産方法はもちろん、助産師、医師、スタッフなどの人柄や産院自体の雰囲気も合わせて選んでいくとよいと思います。

 

 

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