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こわ~い精子奇形症!あなたの精子は大丈夫ですか?

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男性側の不妊の原因としては、精子の少ない「乏精子症」または精子そのものが見つからない「無精子症」が有名です。しかし最近では十分な量の精子を持っていても、受精が難しい人がいることも分かってきました。

その原因の1つが「精子奇形症」です。これは「頭が2つある」「尾が曲がっている」などおかしな形をした精子が全体の7割以上を占めることを指します。そして1998年に行われた「不妊外来に通っていない、平均年齢21歳の男性」60人を対象にした精液調査では、精子に異常がなかったのはわずか2人だけでした。そのため「精子奇形症」は、決して他人事ではないのです。

この記事では「精子奇形症」の原因、そして改善法などについて触れていきたいと思います。

 

原因は何かの病気?それとも不明?

「精子奇形症」には精索静脈瘤など別の症状が重なることによって起こるケースと、原因不明のケースがあります。

まず、精索静脈瘤とは何らかの理由で精巣に血液が逆流してしまい、精巣の静脈が瘤のように腫れてしまっていることです。血液が逆流するため精巣内の温度が必要以上に上昇し、正常な精子が作りにくくなります。これは手術することによって解決します。

問題は、原因不明のケースです。原因が分からなければ「絶対に精子の質を高める確実な方法」がありません。このような場合は、健康な精子だけを選んで顕微授精を行うこともあります。

 

生活習慣がカギを握る?食事や運動など普段から気をつけること

去る1943年に「精子は酸化ストレスに弱い」、つまり「活性酸素の影響を受けやすい」という論文が発表されました。その後も多くの研究で、精子の健康を保つためには抗酸化が重要であるという結果が出ています。だから普段から抗酸化を心がけた生活を送る必要があります。具体的には、

  • 禁煙する(家族が喫煙者なら分煙に協力してもらう)
  • ビタミンE、リコピンなど抗酸化作用のある成分を摂る
  • ハンバーガー、カップ麺などのジャンクフードは極力避ける
  • 積極的に運動をし、睡眠不足にならないようにする
  • 二日酔いを招くような過度な飲酒はしない

このような生活習慣が良いとされています。また、それ以外にも下半身を圧迫したり精巣に熱を加えないようにするために、

  • 長時間のバイクや自転車の運転はしない
  • 下着はブリーフやボクサーパンツではなく、ブリーフを着用する

このような説もあります。しかし、なかには科学的な根拠がない物もありますので、何をどこまで取り入れるかはご自身で判断してください。

 

受精能力は乏しいので、子どもが障害を負う心配は無用

「精子奇形症」という名前の響きから、「奇形精子が受精したら、子どもが障害や奇形を持って生まれてくるかもしれない」という不安に陥ってしまう方もいるかもしれません。でも、奇形精子は受精能力が乏しいため、性交時に膣内に入ってもまず受精することがありません。だから心配は無用です。それよりも生活習慣を改めたり、精力アップなど男性用の妊活サプリを飲んで健康な精子を作ることを考えた方が子作りにつながります。

 

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